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vol.8 「バッハへの道」
今日の教材は『バッハへの道 1(原題・Die Polyphone Klavierfibel)』です。
この教材には、まえがきにもあるように、
●バッハの<インヴェンション>、組曲、フーガを学習者に親しませる
●両手の独立を習得し、正しい運指法を身につける
●楽しく勉強し、よく聴き、よく注意することを大切にする
ということを念頭に編纂されています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今日のチェックポイント◆
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この教材の第一目標は、
「バッハを勉強するための前段階でポリフォニーを学ぶ」
ということにあります。
ですから、この教本を、「ポリフォニーの入門書」と言っても差し支えないでしょう。
この教本を学ぶことで、バロックの巨匠、バッハへと導くことを目標にしています。
この教本は3巻で成り立っており、段階的に構成されています。
■1巻~ポリフォニーの入門(童謡、民謡をポリフォニーに作り直した)
■2巻~巨匠の小品を学習(「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」
「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」より)
■3巻~バッハと息子の小品とJ.Sバッハの作品を学ぶ(エマヌエル、フリーデマン、
クリストフ、フリードリヒ、クリスチャン)
これらを段階的に学ぶことで、ポリフォニーの音楽を学ぶ礎を
強固にしようとする教本と言えるでしょう。
また、ショルツは、
「全て学ぶためには3~4年かかる」
「ピアノ学習2年目から開始してよい」
「本書を終えたら『インヴェンション』『フランス組曲』へ進むがよい」
と記しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(2)◆ポリフォニーを学ぶ良書
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ポリフォニー音楽を勉強するための教本です。
ある程度ピアノ学習が進んで、これから本格的にピアノの道へ進みたいとする
ピアノ学習者には非常に有効な教本でしょう。
これらポリフォニーの基本的な知識、テクニック無しで、いきなりバッハの曲を
弾くとなると、かなりの労力と忍耐力が必要になるでしょう。
バッハはそれだけ深遠で、入り組んだ音楽を書き残していますから、それらを
上手に勉強するためにも、この教材は非常に活用できるものと思います。
収められている曲は、おおかたが「右手の旋律から始めて、左手がそれを追いかける」、
カノンやコラールの曲で占められています。
各曲にはタイトルが付けられており、練習するときのストレスを軽減させるこ
とに貢献しています。また、イメージもこれによって湧くでしょう。
私はこの教材を生徒さんの、「初見の練習」にも使用しています。
2つの旋律を同時に追いかけるためには、素早い目の動きと、良い耳が必要です。
これらを初見で行う訓練を積むことで、非常によい勉強になります。
最初はかなり苦労するかもしれません。しかし、やり方を丁寧に指導し、
励まし、やり遂げることを褒めることで、達成感を味わせたいものです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■基本データ
音楽之友社 \1155
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(c)2009 Takuhiro TO All Rights Reserved.
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この教材には、まえがきにもあるように、
●バッハの<インヴェンション>、組曲、フーガを学習者に親しませる
●両手の独立を習得し、正しい運指法を身につける
●楽しく勉強し、よく聴き、よく注意することを大切にする
ということを念頭に編纂されています。
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◆今日のチェックポイント◆
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この教材の第一目標は、
「バッハを勉強するための前段階でポリフォニーを学ぶ」
ということにあります。
ですから、この教本を、「ポリフォニーの入門書」と言っても差し支えないでしょう。
この教本を学ぶことで、バロックの巨匠、バッハへと導くことを目標にしています。
この教本は3巻で成り立っており、段階的に構成されています。
■1巻~ポリフォニーの入門(童謡、民謡をポリフォニーに作り直した)
■2巻~巨匠の小品を学習(「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」
「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」より)
■3巻~バッハと息子の小品とJ.Sバッハの作品を学ぶ(エマヌエル、フリーデマン、
クリストフ、フリードリヒ、クリスチャン)
これらを段階的に学ぶことで、ポリフォニーの音楽を学ぶ礎を
強固にしようとする教本と言えるでしょう。
また、ショルツは、
「全て学ぶためには3~4年かかる」
「ピアノ学習2年目から開始してよい」
「本書を終えたら『インヴェンション』『フランス組曲』へ進むがよい」
と記しています。
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(2)◆ポリフォニーを学ぶ良書
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ポリフォニー音楽を勉強するための教本です。
ある程度ピアノ学習が進んで、これから本格的にピアノの道へ進みたいとする
ピアノ学習者には非常に有効な教本でしょう。
これらポリフォニーの基本的な知識、テクニック無しで、いきなりバッハの曲を
弾くとなると、かなりの労力と忍耐力が必要になるでしょう。
バッハはそれだけ深遠で、入り組んだ音楽を書き残していますから、それらを
上手に勉強するためにも、この教材は非常に活用できるものと思います。
収められている曲は、おおかたが「右手の旋律から始めて、左手がそれを追いかける」、
カノンやコラールの曲で占められています。
各曲にはタイトルが付けられており、練習するときのストレスを軽減させるこ
とに貢献しています。また、イメージもこれによって湧くでしょう。
私はこの教材を生徒さんの、「初見の練習」にも使用しています。
2つの旋律を同時に追いかけるためには、素早い目の動きと、良い耳が必要です。
これらを初見で行う訓練を積むことで、非常によい勉強になります。
最初はかなり苦労するかもしれません。しかし、やり方を丁寧に指導し、
励まし、やり遂げることを褒めることで、達成感を味わせたいものです。
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■基本データ
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