2017-08

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vol.11「きれいにうたいましょう ソルフェージュ入門編」

今日の教材は、遠藤蓉子先生の「きれいにうたいましょう ソルフェージュ入門編」です。





この教材について「まえがき」の中から要約してご紹介します。


「このソルフェージュ曲集は、ソルフェージュを学習する人のための入門書と
して編纂されたものです(中略)世界の民謡やクラシック曲から、より歌いや
すいものを選曲しております(中略)全曲にピアノ伴奏を付けて歌うことによ
り、メロディーの背後にある様々なハーモニーにも触れることができ(中略)
いろいろなニュアンスのメロディーと伴奏とによって、様々な音楽的な表情を
身につけ、是非それを表現できるようになってください」



以下、この教材の要点をまとめてみます。


●45曲がオリジナル(ヤマハが作った曲)で、15曲が世界の民謡や
 クラシックの曲を採用している。


●音域や習熟度に合わせて、段階的に進歩できるような配慮がなされている。


●子どもに限らず、大人のソルフェージュとしても利用できる。


●伴奏譜に力を入れているので、単なるソルフェージュの新曲視唱だけに
 とどまらず、音楽的な要素も取り入れつつ学習できる。


●テンポ表示や、強弱記号が細かくついており、ただ音を正確に歌うだけ
 でなく、音楽的な高揚感、抑揚をつけることで、より生き生きとした
 視唱ができるような配慮がなされている


●伴奏部分を自分で弾くことで「弾き歌い」の勉強にも活用できる。



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◆今日のチェックポイント◆
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この教材の第一目標は、


「フレーズ感、強弱、テンポ感、そして伴奏に合わせて歌うことができる
ハーモニー感を大切に、視唱の基礎を楽しく学ぶこと」

にあります。


使用の際、注意したいことを挙げて見ますね。


●細かく強弱記号が書かれているので、まずどこにあるかチェックさせる

●音楽用語の意味を確認させること

●フレーズ感を大切にすること

●音楽は強弱をつけることによって、生き生きしてくることを教える



ハ長調の曲が大半を占めており(他にヘ長調、二短調、ト長調などが数曲)、
少々片寄りがあるか、と思われるのですが、そこはヤマハ。
ミュージック・データに対応しているソフトがあります。

これによって移調もテンポ変更も、伴奏に合わせて歌うことも自由自在です。


是非利用して、ソルフェージュ力を更につけたいものです。



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◆ピアノの基礎のソルフェージュを学ぶ

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ソルフェージュは、ピアノを弾く上で必要な能力ですよね。


これに関しては誰しも異論はないと思います。
それだけ、大切な音楽の基礎と言えるのがソルフェージュですね。


ですが、ソルフェージュ本はたくさんある反面、生徒さんの反応が
良くないという教材もあったりします。


この「きれいにうたいましょう ソルフェージュ」は、
綺麗な伴奏に乗って歌うことができるので、
生徒さんの反応も良い教本のひとつだと思います。



対象は「小学1年~6年生」と私はみています。

幼児には、多少難しい教材だと思います。
ある程度歌唱能力のついてきている小学校低学年くらいから始めたほうが、
より「歌う楽しみ」というものを感じることが出来ると思います。


生徒さん全員にこの教材を買わせるという手もありますが、
教室に一冊常備しておいて、コピー譜を生徒さんに渡して歌わせる、
というのが良いようです。


レッスンの手順としては、


・音を確認
・伴奏に合わせてとりあえず歌わせる
・強弱記号を指摘、意味と歌い方を確認させる
・もう一度強弱やテンポに気をつけて歌わせる


という感じが良いでしょう。


とにかく声にだして歌わせること、歌うことが恥ずかしい子には、
少しでもよく出来たら、すごく褒めてあげることですね。



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■基本データ
ヤマハミュージックメディア \903(税込)

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Copyright(c)2009 Takuhiro TO All Rights Reserved.

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Author:ピアノ教室コンサルタント
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ピアノ教室コンサルタントの藤 拓弘です。

※弊社サイトはこちら↓
リーラムジカ ピアノ教室コンサルティング


この教本ブログでは、「ピアノ教本・ピアノ教材」を一冊ずつご紹介しています。

私もピアノ講師として、ピアノ教本選びの大切さを痛感しています。

「ピアノを好きになってもらいたい」という気持ちが、私の原動力となり、「ピアノ教本・教材研究」を続ける力となっています。

また、教本研究は、著者の先生の、「レスナーとしての素晴らしい技術を学ぶこと」にもつながります。

皆さんと「ワンランク上のレスナー」を目指すブログを目指したいと思っています。

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