2017-08

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vol.16「メトードローズ・ピアノ教本 幼児用」

いつもこのブログをお読みいただき、ありがとうございます。
リーラムジカ ピアノ教室コンサルティングの藤 拓弘です。


今日の教材は「メトードローズ・ピアノ教本 幼児用」です。







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◆今日のチェックポイント◆
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この教材の第一目標は、

「ピアノの基礎を確実に学ばせる」

というところにあります。


たいていの教本が「中央ド」から開始しているのに比べて、
この教本は「高いド」の勉強から開始しています。
(左手は1オクターブ下で弾くように指示)


第2課でようやく大譜表が現れますが、バイエルと同様、
ヘ音記号の出現が少し遅い、という印象があります。



初めは必ず「片手で練習」することを徹底しています。
片手が完全にできて初めて両手一緒に弾く、としています。


これは、どの教材でも同じことが言えるでしょう。

右手左手を、独立して練習することによって、
聴き分けることのできる「耳」を養うことができます。



また、メソッドの教本にしてはめずらしく、音符に「音名」がついています。
また、指使いも丁寧に書かれています。



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◆多くのピアノの先生も学んだピアノ教本

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まず、楽譜がかなり大きいのに驚きます。

楽譜屋さんに行っても、この教材だけ棚からはみ出しているのが興味深いです。


子供の頃に、この教本を使って勉強をした、という方や、
ピアノの先生も多いと思います。

それだけ「バイエル」に匹敵する人気の教本だったということでしょう。


現在この教材を使っている先生もいらっしゃるでしょう。


ピアノ教育現場の変化、子供たちの変化に関わらず、この教本が
ある程度の支持を得ているのは、教本のもつ優れたものを
端的に表しているのかもしれません。


ただ、ピアノ教材としては、若干古い感じは否めません。



この教本には、レッスンの指針ともいえる興味深い解説が
いくつか載っているますので、引用してご紹介したいと思います。



■練習の仕方について

「ピアノに向かって何時間も指を動かしているよりも、できるだけ注意深く、
 気をつけて勉強する方が早く進歩します」


■和音の弾き方について

「2つの音が同時にでなければいけない。ほんの少しでもずれてはいけない。
 手首を少し立てて弾いた方がよいと思います」


■テクニックの予備練習について

「悪いくせがつかないように、はじめはとてもゆっくり練習、
  少しずつ速く弾くようにしなさい」

「根気よく10回でも20回でもくり返し練習することは、
 けっして無駄なことではありません。将来のために必要なことです」



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■基本データ
音楽之友社  1365円(税込)

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Copyright(c)2010 Takuhiro TO All Rights Reserved.

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プロフィール

ピアノ教室コンサルタント

Author:ピアノ教室コンサルタント
ご訪問ありがとうございます。
ピアノ教室コンサルタントの藤 拓弘です。

※弊社サイトはこちら↓
リーラムジカ ピアノ教室コンサルティング


この教本ブログでは、「ピアノ教本・ピアノ教材」を一冊ずつご紹介しています。

私もピアノ講師として、ピアノ教本選びの大切さを痛感しています。

「ピアノを好きになってもらいたい」という気持ちが、私の原動力となり、「ピアノ教本・教材研究」を続ける力となっています。

また、教本研究は、著者の先生の、「レスナーとしての素晴らしい技術を学ぶこと」にもつながります。

皆さんと「ワンランク上のレスナー」を目指すブログを目指したいと思っています。

※最新の教材研究をお読みになりたい方は、↓
「1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン」
を合わせてお読みください。

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