2017-05

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vol.5 「どれみふぁ どんぐり 1」

今日の1冊は、江口寿子先生の「どれみふぁ どんぐり 1」です。






この教本は、前回ご紹介した、「がんばれキャッツ」との
併用のために作られたものです。



教本の最初にある「最初に質問形式により、読譜について語る」から
読譜について要約してみます。


1巻・・・★3才での読譜は難しい。4才は子供による。5歳はほとんど大丈夫。
     ★「かたまり読み」を提案。教本を終わらすのには半年~1年。
     ★手を見て弾く癖を否定
     ★絵符で読譜を学ばせる
     ★日本のピアノ教育に根強く残る「厳しいレッスン」を否定。
      子供に伝えるべきなのは、音楽の楽しさや快さだけ、とする。


2巻・・・★ピアノを始める低年齢化のために「絵符」を提案。はじめたその日
      から弾くことを楽しませるため。
     ★連続置換作業をピアノを弾くときの欠かせない能力とする。



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◆今日のチェックポイント◆
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この教材の特徴を挙げてみます。


導入の最初期のレッスンのために作られた教材なので、
とにかく「弾く楽しさ」を感じてもらえるように構成されています。


そのため、音符が読めなくても弾けるように、
『絵符』を考案し、採用しています。


例えば「ド」はどんぐりの絵、「レ」はレモンの絵が描かれていて、音符が
読めなくても絵でピアノが弾けるようなシステム。


幼児でも分かりやすい「絵」を音符に当てはめることによって、
まったくの初めてのお子さんでも、ピアノが弾けるようになります。


この「初めてなのにピアノが弾けた」という、小さな成功体験は、
幼児にとっては、この上ない喜びとなるでしょう。


「弾ける喜び」を感じた子どもは、ここから始まるピアノ学習を、
良い体験としてスタートできることでしょう。



また、テクニックは幼時でも段階的につけられるように、
無理なく進められるように配慮されています。


すべての曲に歌詞がついていて、曲に対するイメージが
湧きやすいように配慮されています。


幼児は、やはり歌が大好きですから、導入教材には歌や、
歌詞が必須のものとなっていますね。


それに伴い、江口さんは「歌いながら弾かせるような指導」
望ましいとしています。


歌うことは、これからのピアノ学習の上で、非常に重要な要素となります。
なぜなら、歌うことが出来る子は「ピアノでも歌える」子になるからです。


そういう点においても「歌いながら弾かせる」指導は、大切ですね。



また、先生と一緒に楽しくピアノが弾けるように、
連弾の曲が多く掲載されています。


ピアノが弾けるお母様でしたら、家での練習も連弾で楽しくできますね。


また、前回ご紹介した「がんばれキャッツ」と併用すると、
なお一層効果的です。



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■基本データ
定価1260円(税込) 共同音楽出版社

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Copyright(c)2009 Takuhro TO All Rights Reserved.

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プロフィール

ピアノ教室コンサルタント

Author:ピアノ教室コンサルタント
ご訪問ありがとうございます。
ピアノ教室コンサルタントの藤 拓弘です。

※弊社サイトはこちら↓
リーラムジカ ピアノ教室コンサルティング


この教本ブログでは、「ピアノ教本・ピアノ教材」を一冊ずつご紹介しています。

私もピアノ講師として、ピアノ教本選びの大切さを痛感しています。

「ピアノを好きになってもらいたい」という気持ちが、私の原動力となり、「ピアノ教本・教材研究」を続ける力となっています。

また、教本研究は、著者の先生の、「レスナーとしての素晴らしい技術を学ぶこと」にもつながります。

皆さんと「ワンランク上のレスナー」を目指すブログを目指したいと思っています。

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