2017-08

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vol.7 「夢みるピアニスト 幼児のピアノ入門」

今回の教材は、田丸信明先生の「夢みるピアニスト 幼児のピアノ入門」です。







田丸先生の主な著書をご紹介します。


●「ぴあの どりーむ」シリーズ
●「新版おんがくドリル」シリーズ
●「ピアノの森」
●「ピアノフレンド」
●「ゆびのたいそう」
●「新編こどものハノン」
●「新版こどものブルクミュラー」

ほか多数。


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◆今日のチェックポイント◆
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この「夢みるピアニスト 幼児のピアノ入門」は、
「夢みるピアニスト第1集」への準備のための教本です。


この教材では「中央ハ」を左手の「5」の指で弾かせ、オクターブ上の
「高いド」を右手の「1」の指で弾かせます。

つまり右手も左手もト音記号。

これは上巻すべて、下巻の29番「ゆうべのほし」までずっと続きます。


若干、ヘ音記号の出現が遅いか、という意見もありそうですが、
導入の教材としては、取り組みやすい方法だと思います。


ですが、バイエル同様、途中ヘ音記号が説明なしに出現するので、
若干混乱する可能性もあるかもしれませんね。


それを察してか、*注に「低音部記号に早く慣れさせるために、全音符に自分
の好きな色を塗らせるのもひとつの方法です」
とあります。



上巻の「もりのあさ」まで、左手の伴奏が「ド」と「ソ」のみ。
「いしけり」から左手の伴奏が動きます。


また上巻56番の「ちょうちょう」で左手が2音和音の伴奏となります。
「ドソミソ」といういわゆるアルベルティバスは、下巻の57番になってやっと
出てきます。



「ゆびのたいそう」という数小節のエチュードが挿入されていて、曲だけでは
補いにくい指のトレーニングも取り入れています。

これは短いだけに、小さい子も取り組みやすいですので、上手に使用して
少しずつ、いろんなテクニックを学ばせたいものです。


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◆教材の自由度が高く、講師の使い方もいろいろ

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音符や楽語などの解説が極力省略されているので、こどもたちの理解度を高め
るのは、指導者の裁量にまかせている部分が大きいと思います。


この教材を使って、いかに楽しく指導するかは先生の腕にかかっている、と
言えるでしょう。



こういう教材を使用するときは、とにかくどんどん進むべきでしょう。

一曲に時間をかけていると、生徒さんが飽きます。また、時間をかけてきちん
と仕上げる理由もあまりありません。


例えば、音符の名称を覚え、長さも理解できて、ある程度弾けたら○をあげる。


とにかく両手奏に早く慣れさせて、できる子には伴奏の形をどんどん変えて
弾かせます。
伴奏が単純な分、いろいろな形に変化させて、たくさんの伴奏型
に慣れさせることで、楽しさが増します。


子供たちがよく知っている曲を取り上げているので、割とすんなり教材に
入っていけることでしょう。


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■基本データ
ドレミ楽譜出版社 \840(税込)

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Author:ピアノ教室コンサルタント
ご訪問ありがとうございます。
ピアノ教室コンサルタントの藤 拓弘です。

※弊社サイトはこちら↓
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この教本ブログでは、「ピアノ教本・ピアノ教材」を一冊ずつご紹介しています。

私もピアノ講師として、ピアノ教本選びの大切さを痛感しています。

「ピアノを好きになってもらいたい」という気持ちが、私の原動力となり、「ピアノ教本・教材研究」を続ける力となっています。

また、教本研究は、著者の先生の、「レスナーとしての素晴らしい技術を学ぶこと」にもつながります。

皆さんと「ワンランク上のレスナー」を目指すブログを目指したいと思っています。

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